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第2相(S,V):白  U,V,Wは電源側
第3相(T,W):青
へ. 特殊ケーブルの端末処理は、メーカーの指示に従うこと。
(d)高周波同軸コネクタの取付け(図3・45参照)

図3・45

183-1.gif

イ. レーダー装備に使用する高周波同軸コネクタ類は、レーダーメーカー支給品で、その取付け方法は、メーカー装備工事用図面等に記載されているのが一般的である。
ロ. 参考例(C02形コネクタ、BNCプラグのオス型の場合)
ケーブル外被を7mmだけ切り取る。
このとき、編組を傷つけないこと。
編組を解きほぐし、誘電体を先端から3mmだけ切り取る。
解きほぐした編組の先端をつぼめ、締付け金具、座金、ガスケット、クランプの順にケーブルに挿入する。
編組をクランプ上に折り返して
切りそろえる。ケーブルの中心導体に予備のはんだ付けを行い、中心コンタクトを挿入してはんだ付けする。このとき、中心コンタクトは誘電体と透き間のないようにし、また、熱によって誘電体を溶かさないように注意すること。
以上のように組み付けたケーブルをコネクタ本体の中に差し込み、締付け金具で固定する。
ハ. 同軸コネクタを取り付けるときの注意
(i) 外被と誘電体を切断する長さは、コネクタの種類によって相違する。編組や中心導体を傷つけないよう注意する。
(◆ヒ 中心コンタクトのはんだ付けは、コンタクトの外周にはんだを付け

 

 

 

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